Fania

ファニア


プロフィール




ファニアはある夏の日、ダカールから400キロメートル離れた 、サハラ砂漠のレモンの木の下で生まれた。17歳になったファ ニアはセネガルから飛び立ち、パリにやって来るとアーティス ト達の仲間となった。ファニアにとって音楽業界で最初の大き なステップが、KAOMA ~ カオマというグループへの参加だった 。成功は直ぐに彼女に微笑んだ。カオマは彼らが発売した最初 の2枚のアルバムが、500万枚以上も売れたことによって" ランバダ"を世界中に広め、五大陸をツァーして回ることにな った。

ファニアのほっそりとした容姿とエレガントな歩きは、著名な デザイナー達の関心を引いた。そしてヴォーカリストであると 同時にモデルにもなったファニアは、ジャン・ポール・ゴルチ エやジャン・ポール・グードのファッションショーのステージ を歩く回数は少なかったものの、世界中の有名なファッション 雑誌には数多くの写真が掲載された。その一方でファニアは、 ヨージ・ヤマモトの服に身を包み、有名な作曲家エクトル・ザ ズーの音楽でパフォーマンスを披露するという思い切ったこと をやって見せた。さらに彼女はセルジュ・ゲンズブール、アル ファ・ブロンディらのミュージック・ヴィデオに出演し、また 数多くのポップ・ミュージシャンやワールド系ミージシャンの バック・ヴォーカリストも務めた。ファニアは2000年に初ソロ ・アルバムとなる『SOPI ~ ソピ』(SONY FRANCE)を発売。ア フリカの伝統楽器、様々な言語、そしてセネガルの光り輝くリ ズムを取り入れながら、テクノロジーを駆使して、生き生きと したエレクトロニック・リズムのモダンなサウンドを創り出し たいという夢を実現し始めた。

彼女の最新譜となる『NATUREL ~ ナチュレル』は、ファニアの 精神そのものであり、また自然への深い愛に満ちている。優し さと元気さを持った彼女の本物の歌と歌詞(ウォロフ*フラン ス、ソニンケ*、そしてマンディング*の言葉で歌われる)は、 子供の頃読んだ本や記憶からインスピレーションを得ていると いう。そして、アフリカの豊かなイマジネーション(霊的なこ と、静穏であること、呪術、もちろん自然の影響についてもの 、様々なことについて歌っている。『ナチュレル』は、自分自 身のルーツへこだわり続けることと、サード・ミレニアムの夜 明けを迎え、変化するアフリカ女性という二つの方向性との間 に、見事なバランスを創り出した。それは私たちの「知ること 」や「発見する」ことについて、ファニアのこのアルバムが新 しい地平線を切り開いたということでもある。